ホンモノの思考力 ―口ぐせで鍛える論理の技術 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2003年7月17日発売)
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感想 : 75
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習慣はオートマチックなのだと思いました。余計なことを考えずに、いつも一定のレベルで行動・思考ができる基盤のようなもの…。読み終えてなんとなく分ったけど、要は、質の良い「メモの型(分析力)」と「論述の型(伝達力)」が必要ということ?と。可能性を広げるためにも、正しい型を身につけたいと思いました。

【やってみる】メモの型「3W+3What+1H」、現状に「ノー」、「二項対立」。型になる新しい行動、思考を入手したい。今までの刷り込みは捨てよう
【変わりそうな事】余分な行動、思考が減りそう。それまでに少々かかりそうだけど…


自分にとってのツボ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

"【問題発見能力と独創性を育てる】
❶起きていないことを捉える。現状に「ノー」
ある出来事が起きているなら、まだ起きていない反対のことがあるはず。顕在があれば潜在がある。イエスがあればノーがある。ある意見があれば、その反対の意見もあるはず。現
在の出来事を絶対視しない、現状に「ノー」ということで、問題発見能力につながる。

①別の人の視線・価値観で  ②様々な状況を想定
③「何が起きていないか、現れていないか、書かれていないか」に意識を向ける
④似た環境、境遇のものと比較してみる=特徴、異なる点、不足、が明らかに

 ↓↓

❷「二項対立」で捉える=ものさしで対象を知る
問題の存在・行動の意味を知りたければ、二項のどこに当てはまるかを、ものさしで測り、知ること。
問題は、2つの課題の間で起きる。
(ex.理想と現実/A課長とB課長の意見/早く走りたいが事故は起こさない)"

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2011年5月1日
読了日 : 2011年5月1日
本棚登録日 : 2011年5月1日

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