原題"Oh, wie schön ist Panama"。
ドイツでは国民的な人気を誇るヤノシュのシリーズだが、日本では翻訳本もすくなく、認知もされていない。ドイツ人の大人100人に子供のとき好きだった本を聴けば、まず八割がたヤノシュって答えるでしょう(笑)
ためしに自分で翻訳に挑戦してみて、子供向けの日本語になると、いまひとつ言い文章が出てこない。でもね、原文はすごく簡単なドイツ語なんですよ!それでいて、とってもいい文章。
ヤノシュはユーモアも効いていて、それでいて人生の深い真理をつくような名文が多いので、それゆえに翻訳も難しいのかも。
まさに井上ひさしの言う「難しいことを簡単に。簡単なことを面白く」に当てはまるんだけど・・・
『ふたりはともだち』における三木卓のような名訳者がいればな~
この魅力を正確にお伝えできないのがもどかしいです。
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- 感想投稿日 : 2012年2月18日
- 本棚登録日 : 2012年2月18日
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