プラネテス(4) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社 (2004年2月23日発売)
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感想 : 155
5

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気安く愛を
口にするんじゃ
ねェ

「What a Wonderful World」大好きです。

———
日本書紀に出てくる「宇宙」は〝世界〟を意味してますが、明治に〝地球の外側〟となりました。具体的にはオーロラの出るあたり(カーマン・ライン)から上ですね。
英語に対する訳語として必要だったようですが、作中にたびたび出てくる「宇宙=世界」という認識は、物事の見方を変えてくれます。ちょっと味気ないですけどね。

ロックスミスさんが好きです。
「宇宙に行く為なら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った」
と語ったフォン・ブラウンがモデルのようですが、
〝惑う人々(πλάνητες)〟のなかで唯一、惑ってない人。
でも、ハチマキもタナベもフィーもユーリも、みんな惑い惑って惑った挙句、みんな惑わなくなるんですよね。

木星に着いたハチマキの語ったことが、銀河連邦に加盟する条件かもしんない。
「さよならジュピター!!」じゃないよ笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年12月4日
読了日 : 2022年12月3日
本棚登録日 : 2022年12月3日

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