文学が偉くてコミックが劣るという意味ではなく、
コミックだからこそできる、文学小説の風格が
この作品にはあると思っています。
映画のような景色が想像でき、
人の些細な表情や機微をとらえています。
一巻一巻、姉妹の鎌倉での暮らし、人生を
温かく照らすように描かれていて、
読後に、今までにわたしの中にありつつも
名前のつかなかった気持ちが
これだったのかと気づかせてくれる、
コミックコーナーを遠巻きにしている
読書好きな方にオススメしたい作品だと
思っています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年12月26日
- 読了日 : 2012年12月17日
- 本棚登録日 : 2012年12月17日
みんなの感想をみる
コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/02/27