本書は、著者がサラリーマンからフリーに転身した際に収入が極端に減った際の経験を踏まえ、低収入でも生活していくノウハウを綴った、いわゆる「節約本」である。
実体験に基づいたエピソードだけあって、軽い読み物としてはそれになりに楽しく読めるが、紹介されているテクニックが、数多ある「節約本」と大きな違いはないので、すでにいくつか「節約本」を読んだことがある人にとっては「知っていて当たり前」の域を脱していないのが残念である。
本気で年収100万円で生活をするなら、まずは、この手の本を無駄に買わずに図書館などで済ますことから始めるべきなのかもしれない。
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カテゴリ:
経済・ファイナンス
- 感想投稿日 : 2004年12月23日
- 本棚登録日 : 2004年12月23日
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