十年ひと昔、というならば、と考える。
2000年の映画である。撮影してたのはもちょっと前かもしれないが、15年も前になる。ああ。
四方田犬彦の台湾の本を読んでいたらエドワード・ヤンという監督の話が出てきて、そういえばこのひとの映画、たしかみなみ会館かどこかでみたよなー、たぶんこれのはずー、と思っていたら、DVDが手に入ったのでみた。
感動、というよりはきらきらしている、きらきらしている、というよりは、またたいている、というようなひとびとのすがたがとても良かった。そして、わたくしが去年(2014年)に行った台湾とおなじ台湾の部分がこの映画の中の台湾にもあってうれしくなった。また行きたい。早く行きたい。
あと、鏡や窓にうつる外の景色や部屋の中の様子、という場面が数多く出てきた。道路を行き交う車のヘッドライトなんてもはや自然光みたいなものだろうけど、そういったものがとても美しく画面内にとりこまれていて、印象に残っている。
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- 感想投稿日 : 2015年4月15日
- 読了日 : 2015年4月15日
- 本棚登録日 : 2015年4月15日
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