何回観ても心が平和になる映画。“涙あり笑いあり”というのはまさにコレ。
ちなみにちくま新書から出ている『昭和33年』という本の中で著者・布施克彦氏はこの映画に感動して“昔は良かった”とほざくのは日本人の憂うべき国民性と言っています。
確かに“昔はよかった”“昔は人があったかかった”“昔は夢があった”“昔は犯罪なんかなかった”…この映画を観てこう思う人も多いはず。それがテーマですからね。
布施氏の本もあわせて読んでもらいたい。そうすればわかるのが、昭和33年は結構荒んだ時代だったってこと。
が、だからってこの映画の価値は下がらない!!
この映画に“昔は良かった”を見出していたらそれは幻想なんだろうけど、“小さな一市民の小さな幸せを積み重ねる姿”には忘れていた大切なことを気づかせてくれる。
登場人物一人一人のキャラクターが強烈でみんな大好き♪みんなに会いに夕日町に今日も行ってしまう(映画を観てしまう)私です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD_邦画
- 感想投稿日 : 2010年4月3日
- 読了日 : 2010年4月3日
- 本棚登録日 : 2010年4月3日
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