まくむすび 1 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2019年7月19日発売)
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本棚登録 : 164
感想 : 9
3

>時々「私たちは何をしているのだろう」と思う
>何もない舞台に世界を創り
>1時間に満たない物語を観客と共有し 幕を閉じ
>そしてまた何もない舞台に
>その繰り返し
>幕を上げ 幕を閉じ 幕を上げ 幕を閉じ
>そして私たちは 現実と虚構の狭間で「青春」を垣間見る
>この「高校演劇」という舞台で

廃部寸前、3人しかいない演劇部に入部した3人の新入生が、演劇の世界に魅せられていくお話。仙台が舞台でちょいちょい方言が入るの可愛い。
まずなんといっても演劇シーンの圧がすごい。これが最大の魅力。舞台上の空気の変わりよう、キャラクター達の変化が毎回印象的でガツンとくる。

なんとなくで入部したはずの新入生たちがはまっていく過程も青春!って感じでいいですね。

ジャス子先輩とリューグーちゃんが好き。冷めてるようで熱いところが似てる二人。過去の演劇部に何があったのか、わたし気になります。

ところで著者は「マヤさんの夜ふかし」の方ですよ。
あれ好きだったんです。方向性が違いすぎますがお勧めです(ダイマ)
https://manga.line.me/book/viewer?id=0024qn75

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2020年2月12日
読了日 : 2020年2月11日
本棚登録日 : 2020年2月11日

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