こんなに主人公に共感できない作品も珍しい。
と言ってもこの作者のヒロインはいつもエキセントリックだけど。
第一話から掴みが凄かったなー。
社会生活に徹底的に馴染めなくて、喧嘩売ってきた不良をボールペンで刺し殺そうとしたりする(それで私は何も間違ってないとか言い出す)ような主人公、響(15歳)が小説家になるというのがあらすじ。
ヒロインが次に何をしでかすかわからないドキドキと、小説家としてのサクセスストーリーが同居する。
その上で、響は小説家として初めから天才なので(御伽の庭、読みたい)振り回される周りの人の話だ。
物語としては響は精神的に成長しそうにないので、文芸部長のリカさんの成長が軸になるのかなあ。
(連載では)今のところ、世間に認められた天才だったはずが本当の天才に出会って打ちのめされる役割。今後ヤムチャになるのかベジータになるのかが楽しみ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2016年6月26日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2016年6月26日
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