「なあ、目とじて。何が見える?」
「なんにも。真っ暗。」
「そこが昔、うちがいた場所や。
深い深い海の底。うちはそっから泳いで来たんや。」
「なんで。」
「あんたとこの世で一番エッチなことするために。」
そうか、これは人魚姫だったのか。
そして、引き籠りで本の壁に囲まれてしわがれ声で賢い少女…というとヴィクトリカ・ド・ブロワですね。
普通の大学生恒夫が下半身不随のジョゼに出会って、恋をして、という映画。
純愛、とか、青春、とかそういう感想にはあんまりならないかな。
弱さを描いた物語だと思います。
存在感がすごい池脇千鶴のファンです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画・映像作品
- 感想投稿日 : 2020年4月25日
- 読了日 : 2020年4月23日
- 本棚登録日 : 2020年4月23日
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