進化論に基づく人魚伝説。映画監督として有名な岩井氏が書き下ろした長編小説です。
映画「ACRI」用に書き始めた物語。思い通りにストーリーが進まずスケールも大きくなりすぎ 映画の脚本としては断念、書き上げた時には映画の公開はとっくに終了していたそうです。
人間はいかにして進化をとげたのか。サルから進化した?いいや、水から上がったのだ…
架空の人物や仮説に説得力さえ感じられ、人魚は本当にいるのではないかと思ってしまう、そんな部分もありましたが、読み終えてみると、少々グロめのファンタジーという印象。
小説は初読みでしたが、なかなか興味深かったです。他作品も折を見て読んでみたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
幻想・異能力・異世界
- 感想投稿日 : 2018年5月7日
- 読了日 : 2017年5月2日
- 本棚登録日 : 2018年5月7日
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