スザンナ・タマーロを初めて知った作品だった。祖母が孫に語りかける手紙口調ですべて書かれていた。あんまりいい感じの文体だったので、最初の5ページくらいを自分のノートに書き写した記憶がある。
祖母と孫の間にある「母」の存在についてが中心なのだが、女であること、人間であること、生きることをしんしんと考えさせられた。
違う国でも、感性は一緒なんだ、と思った。できれば原文を読みたいが、敵わぬ夢。
読書状況:読み終わった
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タ行
- 感想投稿日 : 2007年8月9日
- 読了日 : 2007年8月9日
- 本棚登録日 : 2007年8月9日
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