海上保安庁の職員という著者による旧暦についての薀蓄本だが、旧暦礼賛の本ではない。「『旧暦』とは?」に始まって、「二十四節季」や月の満ち欠けなどについて、思い入れを排した客観的な記述が続く。旧暦の基本を知るにはうってつけの1冊だが、著者が一番苦労したという第3章の「季節ごよみ」は最近流行の“ブログ”を呼んでいるようで・・・。
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- 感想投稿日 : 2006年1月3日
- 本棚登録日 : 2006年1月3日
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