テスト】の反復回数を増やすと、記憶の定着率は劇的に
既に覚えたことの【勉強】を反復するのは、めちゃくちゃ非効率 である。 既に覚えたことの【テスト】を反復するのは、ものすごく効率が良い ので
答え合わせをしなかったとしても、問題を解くこと自体に、劇的な記憶の定着効果がある ことが分かるので
我々は、「既に覚えた単語を、しつこく学習し続けることは、効率が悪い」という認知バイアス(思考の錯覚)を持っている。 しかし、現実には、オーバーラーニングの効果によって知識の定着率が上がるため、それは、効率的な学習法なので
\オーバーラーニング(over learning)の正体がオーバーテスティング(over testing)であることを、見事に暴き出した 点だ。 既に覚えた単語の【勉強】を反復するオーバースタディング(over studying)にはほとんど学習効果はなく、既に覚えた単語の【テスト】を反復するオーバーテスティングだけに劇的な学習効果があることが、一目瞭然となったのである。
【定着容易性】をろくに考えずに学習していると、知らず識らずのうちに【不採算知識】に大量の学習時間を使ってしまい、「重要で、かつ、定着しやすい知識」を学習する時間が足りなくなり、学習効率が下がってしまうので
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
脳
- 感想投稿日 : 2020年11月22日
- 読了日 : 2020年11月22日
- 本棚登録日 : 2020年11月22日
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