割と淡々としたストーリー展開に感じた。
60年代の時代の空気を身を持って体感した人間には違って見えるのだろうか。
---------------------------
今ふと思ったけれど、この話は淡々としたストーリー展開の割には、残酷な映画なのかもしれない。
まず、ウィズネイルはゲイのおじさんモンティをお金を、適当に話をしておけばお金をくれたり何かと気にかけてくれる便利な存在ぐらいにしか思っていないだろうし、ウィズネイルも本心では僕のことをバカにしている、さらには僕も途中からはウィズネイルに愛想が尽きたのか離れていくことばかりを考えている(ラストの駅に向かうシーンは象徴的だろう)。
そういう利害得失の中でなんとか人間関係のバランスが取れていたと考えるべきかもしれないし、それを醜い世界と見るかは人によって違うだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月22日
- 本棚登録日 : 2015年2月22日
みんなの感想をみる