幸せの絆

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  • 主婦と生活社 (2008年6月1日発売)
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「自分だけ主義」になっていませんか?相手を思いやってあげられない。
「おすそわけ」する習慣。一緒に食べ始める。
「昨日遅くまでのんでいたから、まだ寝ていたい。面倒くさいから今日はやめたい」と簡単に直前でキャンセルする。自分の気分次第であっさりと断ってしまう。そういうことが3度も続くと恋人でも友達でも「信用できない」人と思われる。
心からの「与える喜び」を知らない。
情のある人は「与える喜び」を知っている人。男女の仲でも、家族でも、友達でも、社会人としても同じこと。情を育て、分かち与える喜びを知ることで「自分だけ主義」に歯止めをかけることができる。
「聞くのは一生の得。注意されても一時の恥」
いろんな場面から学べることがたくさんある。それが「気づき」自分の目で見て、人としての在り方を覚えること。感性を磨くこと。
不幸を招いているのは、その人自身。自らの至らなさを知って、謙虚に反省し、親や周囲の人から学ぶ。それによって、当り前の品性や礼儀を身につけられれば、幸せはおのずと得られる。
「気づき」とは、人間として当たり前の礼儀や行動、判断力、考え方、そういうことを身につけること。自分自身に問題があるからこそ、逆に誰もが気づける。
これまで自分が気付かなかったために、人に対して失礼なことや、ひんしゅくを買うような行動をして、信頼を失ってきた原因がないか。それを考え、そして直していく努力を続けることが大切。スピリチュアルは死ぬまで勉強するもの。心を成長させるのがスピリチュアルの役目。
人間の世は、神が人間を修業の場として送り出すところ。
「許すこと 人それぞれに訳(事情)がある。 時の違いの憎しみかな」
 失敗から、そして悪い経験からも、何を学び取るか・・・その感性が大事なのです。そのときこそ、いちばん大切な自分の心を磨くことができる時期と思ってください。
夫婦の相性を作り上げていくコツ、コミュニケーションと親しき仲にも礼儀ありの「けじめ」。
これだけはやってほしいことをうやむやにせず、ちゃんと夫に伝えて、感謝する。

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感想投稿日 : 2009年1月17日
本棚登録日 : 2009年1月17日

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