学校をずる休みしているけんごのところへせいぎが迎えに来た。
けんごが言うには学校へ行くこうと思ってもその途中にはいろいろな妖怪がいて邪魔をするので行けない、とか。
家の前にいる猫も妖怪だし、ランドセルに鹿を入れてくる妖怪もいるし、運動靴入れにたまごを産み付けてくる妖怪、校門の前にはおじぎをしてくる妖怪…。
一通り妖怪の説明が済むと、せいぎはそれで?、と。
そんな妖怪はみんな俺がやっつけてやるから一緒に学校へ行こうぜ、と。
そうして、実際に次々と妖怪を潜り抜け、無事学校に到着するのだった。
古くからいる妖怪ではなく、変な名前の変な妖怪。
とにかく名前がいい加減で長い。
せいぎが「○○○○も○○○○も○○○○もみんな俺がやっつけてやる」と言うと、けんごは「でもお前、名前正しく言えてないじゃん」、と。
このやり取りが笑えた。
学校のグラウンドの中に入るとシールドが出来ていて妖怪たちが入って来れなかったのには達成感が。
読んだときは不登校なのかと思ったけれど、一応ずる休みらしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2013/10
- 感想投稿日 : 2013年10月31日
- 読了日 : 2013年10月31日
- 本棚登録日 : 2013年10月31日
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