それは光
たった指先で
体のすべてを知る
たった一瞬で
永遠の嘆きを知る
優しさと寂しさは儚い
愛を未練にするなら
いつまでも思い出は刺さり続ける
温もりが冷えた寂しさと
いつまでも熱い悦びと
荒れた海と雲一つない空のような青の群れが
いつまでこの胸に広がるだろう
涙と声と
口づけと言葉と
溺れるように抱きしめて
終わるように眠る
地平線の向こうの
永遠の美
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
詩集
- 感想投稿日 : 2018年1月8日
- 読了日 : 2018年1月8日
- 本棚登録日 : 2018年1月8日
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