よく出来た小説のように共感できる英文法の解説書。英語では文法を把握するだけでは不十分で、細かなニュアンスを知る必要がある。この本は文法を分かりやすく教えてくれながら、英文のニュアンスについても頭の中に入るようになっている。副詞の役割を重視しているのがその例で、副詞の使い方によって、文のニュアンスががらりと変わることが分かる。(例えばususallyとalwaysの使い分け)。前置詞の使い分けは難しいが、それもこの本は分かりやすく教えてくれる。まず原則と覚えてから、イメージをとらえるという方法は理想的だ。例えば、atを場所の「で」と覚えて、その後に広い場所の中の点とイメージするのだ。こうすることで、場所を表す時のatの使い方を、身に付けることができるだろう。英語の文法が苦手な方に非常にお勧め。
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- 感想投稿日 : 2017年4月24日
- 読了日 : 2017年4月21日
- 本棚登録日 : 2017年4月24日
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