普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社 (2015年11月1日発売)
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お金がなくては生きていけない。お金があるだけでは幸せになれない。
チュップリン:人生には3つのものがあればいい。希望と勇気とサムマネー(いくらかのお金)
老後の人間関係は財産
いままであまり顧みなかった、古い友人と老いてから急に親密になろうとしても嫌がられるだけ、家族も含めて人間関係は、現役時代の延長線上
安い買い物をするためには値段ではなく、自分が本当に欲しいものは何なのか、それが本当に好きなものなのか、自分の気持ちや欲望と徹底的に向き合ってみる。そして、本当に欲しくなければ買わない。値段で買わない。そうしていれば無駄のない買い物が出来る。
要らないものは買わない、買ったものは使い切る。1円でも安く買うということよりもこの部分にこだわってみよう。
生活を守り支えるのは、お金と健康、そして、人間関係や趣味も大切。さらにもうひとつ重要なのは、知識。
所得と収入は違う、給料は収入、年金や健康保険料などの社会保険料控除等を差し引きたものが課税所得
保険が本当に必要なのは、少額な支出のときではなく、入院が1か月になったときなどの高額な支出が必要
基本的な労働者の権利や法律を知っておくことは、決して無駄では無い。
不安や自己嫌悪の気持ちをいくら持っても問題は解決しない。およそ感情というものは、問題解決には邪魔になることが多い。そのときに大事なのは、感情では無く、理性を取り戻し、知性で物事を判断し、冷静に対処していく行動力。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BOOKOFF
感想投稿日 : 2022年3月6日
読了日 : 2022年3月6日
本棚登録日 : 2022年3月6日

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