クラシックを聞き始めて、割合初めの頃に読んだのだけど、この本のおかげでずいぶん聴き方が変わった。 5曲だけに絞って解説し、クラシックの極意に迫る。 文化としてのクラシック音楽を切る断面としては、エキセントリックではあるが説得力があった。 サブタイトルに反して全然お気楽じゃないけど。最後に作曲家や評論家を辛口に斬ってゆくのも面白くて参考になった。 一番大きな影響は、それまでブルックナーの交響曲8番はまったく良さがわからなかったのに、この本を読んだ後はまさに次元の違う感動を感じるようになったこと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2014年5月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年3月29日
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