早熟の天才数学者が,「数学オリンピックで出題されるような,答えのある数学問題にどう取り組むか」を解説。原書の初版は著者が15歳の時に執筆したとかいうんだけど…(溜息)
この種の問題はとてもよく考えられていて,解き方が美しいというより,出題こそが美しいともいえそう。そういう美しい解き方で解かせるようにできているという意味で。ディオファントス方程式なんか,驚くほど少ない条件しか与えられてないのに,解けてしまうんだから,まるで魔法みたいだ。
もちろん魔法なんかじゃなくて,しっかり数学です。本書では多くの問題でモジュラー算術が大きな役割を果たしているんだけど,あまり使い慣れてないので…。
答えがついていない練習問題がたくさん。全部は解けなかったorz
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2012年11月21日
- 読了日 : 2012年11月21日
- 本棚登録日 : 2012年9月22日
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