無事に就職が決まった光太郎。「平凡に暮らしたい」というささやかな彼の言葉は、千里にとっては鋭い刃のように突き刺さる。「それって僕をいらないってことなの?」一方、椿は、自分を守るためだけにあらゆるところから逃げ続けていたことを自覚する。今まで目をつぶってやり過ごしていた人たちと向き合うため、彼らを訪ね歩いた椿――彼が出した結論は? そして椿と薫の関係が変化してゆき…。
薫、椿、光太郎、千里、そして馬堀。それぞれの恋と、彼らの人生がいろんな形で実を結ぶ――
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TSUTAYA と
- 感想投稿日 : 2013年4月29日
- 読了日 : 2013年4月29日
- 本棚登録日 : 2013年4月29日
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