太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密 (集英社学芸単行本)

著者 :
  • 集英社 (2022年10月26日発売)
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感想 : 7
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コンゴの資源に焦点を当てたルポは、現地の状況を生々しく伝え、考えさせられる内容。ただ、コンゴ人と日本人の子供たちの視点が均等に扱われていないと感じる。特に、父親に会いたがる子供たちに焦点を当てがちで、会いたくない子供たちの声が不足している。日本鉱業が人道的な対応を表明したことは評価でき、従業員が外部の人と恋愛したことを企業に対応させるのは難しいだろう。やはり全責任は父親にある。父親の取材ができなかったことがこの書籍の内容をグラつかせてしまっている。しかし、この本を通じて現地に残り続けている田邊さんと佐野さんの活動もしれたし、父親に会いたがってる子に対し、父親は向き合うべきだと感じられたので、記者の活動は素晴らしいものである。この本を通じて、私も何か行動できないか考えている。それにしてもBBCやフランス24の影響力はほんと怖いですね。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年1月2日
読了日 : 2024年1月2日
本棚登録日 : 2024年1月2日

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