呑み助バンザイ!ビッグコミックオリジナルでおなじみの著者が放つこの本は、同じく呑み助を自認する我が友人の一人にぜひ贈りたい。彼がもし東京で暮らしているのならば、「俺のシマを荒らしやがって!」と嬉しさ半分、淋しさ半分の思いでこの本を眺めることだろう。ただ酒を呑むというきわめて個人的な行為がこうして陽の当る場所に評価されるのも、偏に積み重なる習慣とライターというしたたかな視線のなせるワザかと感慨深く思わざるをえない。山屋(登山愛好家)が山中で山談義を行うように、願わくはなぎら健壱氏と(川本三郎氏は別の機会に)居酒屋で酒呑み対談をしてもらえたら嬉しいと思うのは私だけだろうか?ついでにオススメのメニューを一品と平均単価を書いて頂けたらありがたいのですが。
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- 感想投稿日 : 2007年5月19日
- 本棚登録日 : 2007年5月19日
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