オタクの女王にして、いさましいちびのイラストレーター水玉蛍之丞さんがSFマガジンに連載していた、イラストエッセイである。
本屋でこの本を見つけたとき、これって単行本化されていたんだ、と手に取って愕然とした。
蛍之丞さんは2014年12月に55歳の若さで亡くなっていた。
私が一番好きだったPC誌EYE-CONでの連載で、その名を知っていたが、好みのベクトルが妙に合っていた。
SF者であっただけでなく、PCがGATEWAY2000だったり、エヴァ好きだったり、猫好きだったり・・・
この本は1993年~2003年までの分であり、その間PCやネットは驚異的な進化を遂げ、私的には独→結→子の時期を網羅するため、色々な意味で懐かしさいっぱいの本だ。
続編10万光年はこの後の話である。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年3月2日
- 読了日 : 2016年3月2日
- 本棚登録日 : 2016年1月4日
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