著者を中国びいきと見る人も多いが、中国がこれからも上昇していくのは明らかだろう。結局は人材の豊富さがモノをいう。この本でもEVについてトヨタは過去のGMとなっていないだろうか。中国の自動車メーカーなどライバルではないと甘く見ていると痛い目に合う、と書かれている。ITにしても今後は深圳がテクノロジーとイノベーションの中心となるだろうとのこと。
中国経済崩壊論はもうかれこれ20年も前からしきりに唱えられているが、この間驚異的な成長を続けてきた。今後はもちろん判らないが、相対的な成長力は一段上を行っているのではないか。
書かれている内容は過去の本とあまり変わっていない。米国株をはじめ著者人生最大の暴落が迫っている。が、まだその時ではない。著者もまだリスク資産の本格売却はしていない。将来的に有望なのは農業・商品・アジア方面。
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- 感想投稿日 : 2022年12月5日
- 読了日 : 2022年10月8日
- 本棚登録日 : 2022年8月10日
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