さびれた商店街の時計店と、店主の恋人の明里の周囲の物語。ファンタジー要素はないといってもいいぐらい、ミステリもなく、……なかなか説明しにくいんだけど、現実の中のファンタジー的な秀司さんの存在が、物語に透明感を与えて、どこかにあるさみしさが「人情過ぎない」感じを与えて、なかなか私好みになっています。
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読了
- 感想投稿日 : 2018年10月29日
- 読了日 : 2014年2月24日
- 本棚登録日 : 2018年10月12日
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