地名崩壊 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年11月9日発売)
2.95
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  • (6)
  • (23)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 190
感想 : 19
3

えー、面白くなかった。。
途中で読むの止めようかと思ったゎ。
途中まで、☆2つにする気満々。最後の方だけ「本」っぽくなったから、辛うじて総合3に上げた感じ。

なんてか、ただ脈絡もない事実を前半は羅列してるし、あまり大した事実でもないし、(もちろん、史実を調べること自体が大変だったりプロの技なんだろうということを置いといて。一般向けに出しといて、だから何だ、て感じ。)
しかもそもそも、「事実」がわからないことが多すぎる地名の論争のなかで、特段環境証拠や客観的理論にのっとることなく、僕はこう思うんだよね、ていう一言が載っているだけ。
これは...ブログ感すごくて。
本、なのか?!ていう。

最後の方だけは、やっと若干だけそういう論調になってきてホッとしたけど、まだ足りない。
そもそも、昔の地名が失われて、、てひたすら強調してるけど、その論拠は???
考えようによっては、桶屋町、とか、単純に桶屋街があったからそう名前つけた、とかいうレベルのもので、由緒云々の話でないとも言えるなかで、保存の意義は???とちょっと思ってしまいました。保存したくなるようなやつなら保存すればいいし。もうちょっと、真面目な本かと思ったし、それらの論調に根拠が得られるのかなと思って読んでみただけに、残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2022年11月8日
読了日 : 2022年11月8日
本棚登録日 : 2022年11月8日

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