なんだこれー!
が一番はじめに思ったこと(笑)。
中学生の頃にカフカの変身を読んで思う感覚に似てる?笑
なんていうか、多分作者は頭も良ければ、建築のことも本当詳しいんだろうな、と思うけど、その結果の考察を人に分かりやすく解説しよう、という本ではなくて。思うことを思うままに書き連ね、比喩も使うしちょっと詩的に酔った感じもするし、Aを考えている間に思いついたBもCもとにかく一緒に書き連ねる、私も経験あるけど、theそんな感じの本(笑)。
こういうアカデミック的な本でもこんなことって起こるんだー!てちょっと驚き。
ま、内容は、なんか、建築の哲学の話で、(分かりにくいところを除けば(笑))面白かった。
私に建築史の予備知識があれば、もっと面白かったかも、と思う箇所も多かった。
東京は、その土地のなさから、西洋で進むようなディベロッパーによる巨大化や自由な拡張ができないせいかアイコニックなものはつくられない。無機質・ニュートラル過ぎて、その集積は逆に新たな風格の誕生となるのか?的な(^^;)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他知識本
- 感想投稿日 : 2018年5月26日
- 読了日 : 2018年5月25日
- 本棚登録日 : 2016年10月27日
みんなの感想をみる