9.11アメリカテロからのCIA、国防総省、ホワイトハウスを中心とした、アメリカの対テロ戦争に対するドキュメンタリー書。
テロ対策をきっかけとして、CIAの対外諜報から標的殺害(暗殺)へ枠を拡げると共に、国防総省も戦争からインテリジェンスへの拡大による、国としての機能の重複と縄張り争いの激化。
たいへん綿密に綴られております。
特にビンラディンの標的殺害については、パキスタンの軍および諜報機関同士との関係性など、非常に興味深い内容でした。
最後に、日本のインテリジェンスの大家である、小谷賢さんが監訳をしておりましたので、本書を手にとりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
インテリジェンス
- 感想投稿日 : 2017年5月7日
- 読了日 : 2017年5月13日
- 本棚登録日 : 2017年5月7日
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