CIAの秘密戦争――「テロとの戦い」の知られざる内幕

  • 早川書房 (2016年2月24日発売)
3.74
  • (4)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 112
感想 : 9
5

9.11アメリカテロからのCIA、国防総省、ホワイトハウスを中心とした、アメリカの対テロ戦争に対するドキュメンタリー書。
テロ対策をきっかけとして、CIAの対外諜報から標的殺害(暗殺)へ枠を拡げると共に、国防総省も戦争からインテリジェンスへの拡大による、国としての機能の重複と縄張り争いの激化。
たいへん綿密に綴られております。
特にビンラディンの標的殺害については、パキスタンの軍および諜報機関同士との関係性など、非常に興味深い内容でした。
最後に、日本のインテリジェンスの大家である、小谷賢さんが監訳をしておりましたので、本書を手にとりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: インテリジェンス
感想投稿日 : 2017年5月7日
読了日 : 2017年5月13日
本棚登録日 : 2017年5月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする