久しぶりに、児童書を読みました。(肉球マークに誘われて♪)
20年長生きして、猫又となったタマ。
花道家元である草薙家に住んでいる。
(飼われているのではなく、自分の意志で住んでいるらしい。自らを食客と称す)
家元の孫息子・理生。
唯一、タマが猫又であることを知っている、泣き虫で気弱な高1男子。
学校で問題が起こるたび、タマ~~と泣きつく理生。
まるでドラえもんと、のび太くんみたい。
タマはぶつぶつ文句を言いつつも、
これも年長者の務めだからな、と一肌脱いでやる。
(実はイワシとまたたびパウダーにつられて)
”おれさま”を気取っていても、
意外と人の、もとい猫のいいタマがたまらない!
素直で純真な理生もかわいい!
天野頌子さん『陰陽屋』シリーズの作家さんなんですよね。
瞬太きつねくん、大好きです♪
町内の猫たちに、誰より尊敬されていたはずのタマが、
最後に、情けな~い猫又じいちゃんにされてしまったのが、あわれこの上ない。(笑)
続編では、タマの名誉回復をぜひ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
あ行
- 感想投稿日 : 2016年3月23日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年3月20日
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