2022年1発目は、とても素敵な映画です。ラストシーンの母子の再会で不覚にも泣いてしまった・・・。
最初は古臭い喜劇映画スタイルで始まるので、この調子で物語が進んだらダメかもと思っていたのですが、彼女が惹かれていくのが納得できる演出になっていました。
とにかく主人公は頭が切れます。ふざけてばかりなのですが、常に機転を利かせる様に観てるこちらも惹かれていきます。w
後半は第二次世界大戦時のユダヤ人強制収容という人類の重い十字架をテーマに進みますが、ここでも主人公のユーモアと機転が息子を愛で包み、守り切ります。
なぞなぞ好きのドイツ軍医との再会は明るい未来を期待させますが、結局は理不尽ななぞなぞがそのままユダヤ人たちの未来の理不尽さを表現していて、望みが絶たれたことを悟った主人公の表情にはグッときました。
機会があれば観てみてください。
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- 感想投稿日 : 2022年1月1日
- 読了日 : 2022年1月1日
- 本棚登録日 : 2022年1月1日
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