高校3年生の頃読み始めた雑誌「BE-PAL」に良く記事を書いていらっしゃった。その頃、著者は30代後半で、寒山に移り住まれて間もないころだったんだ。30代後半に自分は何をしていたんだろうと、自分の人生に照らし合わせて考えることが多くなった。そして、著者が60歳を迎える頃、自身の生活についてどう考えていらっしゃったのだろう。
軽妙かつ洒脱な文章で面白く、寒山での暮らしを楽しむ著者の価値観に文句があるわけがない。ただし、カタカナ言葉が多すぎる。アメリカ語を多用するのは植民地根性と本多勝一さんに叩き込まれた僕でなくても、読みにくさが残るのではないか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月17日
- 読了日 : 2024年3月17日
- 本棚登録日 : 2024年3月17日
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