☆3.5
人間でありながら両親を殺され妖精の国で育った少女ジュードは次第に王権争いに巻き込まれてゆく…。
ロマンスが売れないらしいので最近色んなジャンルに手を広げようとしているのかなと思えるレーベルになってきましたね(LGBT作品然り本作然り)。
「もうロマンスはほぼ出さない」と二見書房さんのTwitterで見かけたので一般のロマンス好きとしては正直非常に悲しいです。
好きなレーベルだし翻訳出版してくれることは有難いことだし、希望を持って今後も気になる作品は買いますが。
こちら中盤までちょっとついていけないかも…と思ったファンタジー作品だけど、YAだと思って読んでたわりに殺伐としてるわ陰謀と裏切りがあるわダークだわで段々面白くなってきました。
主人公も善人とは言い難い暗い側面もありますが、だからこそどう転ぶか分からないし、今後の成長やロマンスも楽しみです。
続きもお楽しみにって感じで終わってはいるけど、続きが出るのか安心できないので自分で原著をちょっとずつでも読もうかなと思えるくらいには楽しめました。
2018年。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ロマンス
- 感想投稿日 : 2021年5月26日
- 読了日 : 2021年5月26日
- 本棚登録日 : 2021年5月26日
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