この映画の封切りはたしか2003年の福岡のアジア映画祭ではなかったっけ。
その時は見逃していたのだが、ようやくビデオで見ることができた。
主演はなんと「酔画仙」のチェ・ミンシクではないか!
ミド役のカン・ヘジョンも印象的。
悪役のユ・ジテも強烈。
監督はパク・チャヌク。
映画としては密度の濃い作品で、カンヌで賞を取ったのも頷ける。
禁忌に触れる部分はもちろんこの映画の重要なファクターだが、それがあったからこの評価となったかのどうかは疑問。ひょっとしたら、なかった方が、より高い評価につながったのではないか? あの強烈さは逆に作品の印象を歪めることになっていはしないか? かといって、それなしでは映画そのものが成り立たないかもしれんな。
まあ単純に、子を持つ親としては、ああいう内容はどうもねえ、というPTA的な反応かもしれんけど。見て楽しいという映画ではありません。むろん駄作ではありませんが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画:韓国
- 感想投稿日 : 2018年12月29日
- 読了日 : 2007年12月23日
- 本棚登録日 : 2018年12月29日
みんなの感想をみる