特に漫画やライトノベルに多い気がするのですが、長編が抱えがちな宿命として、巻が進むごとに必要な掘り下げの深さが増していって、ストーリーの流れが滞るというのがありまして。
今巻、やることの必要性は分かるのだけれども、本来は「その先」を読みたい所の手前の部分でたっぷり時間をかけて焦らされている感じがあった。
シリーズ完結して数年後にふと手にとって読み返すときには、むしろこういう巻こそがページをめくっていて愛おしかったりするんですけどね……。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月25日
- 読了日 : 2022年6月25日
- 本棚登録日 : 2022年6月25日
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