心象風景が読み取りにくい文体だなぁと。また、星宮がどうにも苦手なタイプ。傍若無人だけならまだしも、纏わりつきをあからさまに見せるタイプは傍から見て気持ちの良いものではないからだ。こういう違和感(遠ざけたい感)満載ながら、流子への応援シーンでは彼女の存在が必要だったのだから始末が悪い。一方、展開としても、祭りのラストはドン引き。本作はファンタジーじゃないと思ってたので…。また、主人公の夏休み、周りの状況だけに流された行動を青春満開とは言わんだろうな。クラブ活動やバイトに勤しむ流子・前川、あるいはエリオ。小さいながらも自らの決断と決定に起因する行動を取っているのが彼女ら。一方、真のやっていることはそういうものと言えるのだろうか…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月23日
- 読了日 : 2017年1月22日
- 本棚登録日 : 2017年1月22日
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