ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (7) (電撃文庫)

著者 :
制作 : さんば挿 
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年3月10日発売)
4.20
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本棚登録 : 178
感想 : 17

第一部完結。物語としては事実上の最終回とも言えそうな直接対決の結末は…。

 狐の策謀が悲劇を生む。余りにも大きな喪失感を伴って…。この終盤の展開と描写は絶句、絶句、絶句であった。

 確かに、某作品の展開のなぞりとも、重ね合わせざるを得ない展開ともいえるものではあった。本作との好みの優劣はつけがたく、どちらにも一長一短があるからだ。
 ただ、その某作の第2巻に比して、劇的度合いと描述の悲劇度合いは本作の方が遥かに上。
 そう感じる一部完結巻である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2016年12月13日
読了日 : 2016年12月13日
本棚登録日 : 2016年12月13日

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