日清戦争-「国民」の誕生 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2009年3月19日発売)
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感想 : 11

2009年刊行。著者は恵泉女学園大学人文学部准教授。◆江戸時代、日本は分権国家であり、日本という意識よりは「おらが藩」「我が地元」という感覚で世界を把握していた。しかし、初めての大規模対外戦争となった日清戦争、その戦争に関する情報伝達(演劇・文学・戦争報道など)が「近代的意味の日本」という意識を多くの人々に齎した。かかる観点から、日清戦時下の社会史という切り口で叙述する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2017年1月12日
読了日 : 2017年1月12日
本棚登録日 : 2017年1月12日

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