日常パートの一見微笑ましいやり取りと、恐怖・恋・未来への渇望など、隠された本音との乖離が痛ましい。その哀切さが本作を良作たらしめているのか。そして、あっと驚く予想外の展開が示唆されるが、この斜め上の展開も本作の面白さを構成している。なお、謎の組織の一端が垣間見れることもあり、幕間巻だが、次巻以降を期待させる仕掛けも多く、実に楽しみである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2017年1月23日
- 読了日 : 2017年1月1日
- 本棚登録日 : 2017年1月1日
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