2012年(底本2007年)刊行。個人的には、映画版銀河鉄道999のラスト、鉄郎を地球に残し、宇宙へと飛び去っていくシーンが印象的な、999号の発着橋脚。「これを受注したらどうするか?」を建設会社が大真面目に検討した書。遊び心で生まれた企画だろうが、工法検討、部材メーカーとの折衝、建築機材の手配、内部の専門家集団との意見交換等、真に迫る。一部設定を現代技術に寄せざるを得なかった点はあるものの、また、こちらに建築学・建築工学の基礎知識は全くないが、余りに面白くて一気読みしてしまった。振動対策に既製品を利用。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年1月23日
- 読了日 : 2017年1月23日
- 本棚登録日 : 2017年1月23日
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