①室町時代、「義経紀」世情に流布。②戦国時代、多数の敗者出現、いわゆる判官びいきの風潮とこの風潮に対する好意的眼差し。③江戸時代、敗者の固定化と義経生存説の流布・伝播。④幕末維新以降、大陸侵略政策と義経=チンギス・ハーン説との親和性。義経伝説に関して、本書の記述をシンプルに捉えれば、こういう理解でよいように思う。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年1月16日
- 読了日 : 2017年1月16日
- 本棚登録日 : 2017年1月16日
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