[日本語教育能力検定試験に合格するためのシリーズ]日本語教育能力検定試験に合格するための異文化理解13
- アルク (2007年5月23日発売)
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幼児期の異文化経験については、何も分からない場所に放り込まれる不安感、アイデンティティの喪失による情緒不安定、学力の不足など、発達によくない影響を及ぼすことがあるので、慎重に考えなくてはならないというのがよくわかった。子供なら勝手に言語を習得するだろうというのは幻想である(BICSが身についてもCALPの習得には時間がかかる)。日本では幼少期からの英語教育が流行っているけれども、これは学習するのが英語という国際言語であることと、あくまで日本という自文化環境内で生活しているということから、賛否両論はあろうがまたちょっと別の話だと思う。
章末問題がついているのがよかった。
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- 感想投稿日 : 2020年6月17日
- 読了日 : 2020年6月17日
- 本棚登録日 : 2020年6月17日
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