自分も出たいなあと思っていたアメリカ横断ウルトラクイズの、伝説と言われた第13回にフォーカスした、ノンフィクション。
テレビで当時観ていたが、あの熱気はすごかった。
本書によると13回ウルトラクイズは第一次予選終了の時点で、大学クイズ研関係者が三分の一を占めてしまい、番組制作側は焦ったという。
ウルトラクイズは、普通のクイズ番組という枠組みでは無く、クイズを通じてニューヨークを目指す人間ドラマが感動を生むというコンセプトで様々なキャラクターがいてくれた方が、良いと考えていたのだ。
しかし、結果は大変盛り上がり、多くの人の記憶に残る印象的な会になったそうだ。
クイズに青春を燃やした人々の物語が長戸勇斗を中心に描かれている一気読みした良書。
番組を知らない人にも熱気は伝わると思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年10月24日
- 読了日 : 2022年10月23日
- 本棚登録日 : 2022年10月20日
みんなの感想をみる