第二次大戦でドイツ軍のレニングラード封鎖の中、エリアスベルクの指揮でラジオ・シンフォニーがショスタコーヴィチの交響曲第7番を演奏するまでの、様々な苦労話が満載されている.戦時下での政府のやり口はどこも一緒だなと感じる事柄が多々あったが、それにしてもレニングラード市民がラジオから流れるクラシック音楽に夢中になっていたのは、驚くべきことだと思う.我が国はどうだったのか? でも、表向きの話は戦後のソ連がかなり捏造している由.体質は今でも同じだと痛感した.
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カテゴリ:
2014読破
- 感想投稿日 : 2014年9月8日
- 読了日 : 2014年9月8日
- 本棚登録日 : 2014年8月22日
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