室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2018年1月19日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 23
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自他ともに認める歴史好きだが、今まで室町時代にはほとんど興味がなかった。
が!それもこれも、室町時代というのは、ほかの時代に比べて特に「女子」の存在が希薄だからではないか?ということに、この本を読んで気付いた次第。(教科書に出てくる唯一の女性は、日野富子・笑)
姫さま一人の登場で、むさくるしい(?)男たちのイメージだった室町時代が、一気に華やぐ。
まっすぐな姫さまに、イケメンぞろいの武士たち。
ストーリーはラノベの王道。文章もスピード感があって上手い。
久々に、面白い歴史ものを読んだ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2020年2月12日
読了日 : 2020年2月12日
本棚登録日 : 2019年11月19日

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