料理も、主人公の性格も、「アク」って結構大事なのだな、とこの本を読んで思った次第。
なんというか、主人公がいい人な上、彼女ひとすじで、仕事もでき、スペックも申し分なく、料理男子、というモリモリな設定で、逆に淡白すぎる仕上がりになっちゃってるというか。アクがなさすぎるんだよなぁ。
料理も、アクが出るくらいの食材の方が、パンチがあって、スタミナもつきそうだと思うのは私だけかしら。
それにしても、ほっとしたいとき、悩みごとがあるとき、あたたかい手作りの料理が食べられるというのは、人生でもかなり上位にランクインするほどの幸せなのではないかな、と最近思います。
簡単なものでもいいけど、「あったかい」ってのは結構大事。
落ち込んだ時ほど、あたたかいものをお腹に入れよう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2021年11月10日
- 読了日 : 2021年11月10日
- 本棚登録日 : 2021年11月8日
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コメント 2件
akodamさんのコメント
2021/11/10
りえぽんさんのコメント
2021/11/10