国際協力を仕事として

著者 :
  • 彌生書房 (1995年12月1日発売)
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感想 : 5
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みなさん素で素敵過ぎると思いつつ、やはり現地のフィールドでプロジェクトの最先端で戦うように生きる方が魅力的。文章ひとつからもかっこよさが伝わってくるし、何より彼女達が自分で考えて自分でひねり出した「結論」が人間としての軸になってるのがわかる。国際協力の「相互理解」という、わかるようでわからないキーワード。そのためには、これは国際とか国内とか関係ないと思うが、「理解」される自分のカタチというのが絶対必要で、これを形創るためには人の話をふんふんと聞くだけじゃだめなのだ。考えるPLAN→行動するDO→分析するSEE→考える・・・の循環を守っているひとには、「理解」されるべき自分のカタチができてくる。それこそオリジナリティーだと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 開発
感想投稿日 : 2006年2月17日
読了日 : 2006年2月17日
本棚登録日 : 2006年2月17日

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