母さんの誕生日プレゼントをさがすため、チャリティーショップへやってきたジョエル。母さんは「シンプル」裁縫の時にする指抜きが大好きなので、いいのを探そうと。
しかしその店でボロボロのテディベアを気に入ってしまい、売物ではないというので、50ペンス寄付して、店の裏に捨てられたのを拾ってきた。タグについていたメーカー名から、「ホーレス」と名付けた。美術の課題の絵のモデルにしようとホーレスの絵を描いていたジョエル。
その頃から父さんの会社の経営がわるくなり、家もうしなうかも・・。
有名な鑑定士にみせたら高値が買うという。鑑定士の態度を不審に思い売らずにテディベアを扱っている店につれていってみると、コレクターが近くにいるので鑑定してもらえば・・と。しかしその大金持ちの家に行ってから何故か警察が・・。
しっかり者の妹エリン、姉さんのマディー。。母さん父さん。。友人のケニー。みんなそれぞれ生き生きと描かれていていいですね。
そして、価値のあるものかもしれないからではなく、ただただこのテディベアを気に入ったジョエル。目をみてホームシックだと読み取るだなんて、随所に作者のテディベアへの愛を感じますね。、
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外冒険
- 感想投稿日 : 2012年9月15日
- 読了日 : 2012年9月15日
- 本棚登録日 : 2012年9月15日
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